NEO ラックシリーズ >>振動試験結果 アップ
斬新的なウェーブ形状のメインフレームを採用した、JIS・EIA規格に準拠した標準キャビネットラックです。殆どのパーツが換装可能で、メインフレーム1種に対して多くのオプションを組み合わせる事により、様々な目的用途を実現可能です。放送と情報通信の融合しつつある昨今で高い次元のパフォーマンスを実現した高性能アルミラックです。
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マウントアングル独立構造で納入後の換装・スライド位置移動が可能
EIAマウントフレームを始め内部拡張フレーム(マウンティングアングル)が独立した部品となっている為に従来の放送機器は勿論の事、四角穴タイプのEIAマウントフレーム(ケージマウントアングル)に納入後も換装が可能で、同じデザインのNEOでもサーバー搭載型や放送機器搭載型にほぼ外観的な相違が発生しません。
目的に合わせ機器搭載用のアングルを選択していただく事により、サーバーラック・ネットワークラック・ブロードキャスティングラックも、NEO1種でカバーできます。
貴社の新設マシーンルームの統一や、調達部材の統一等ができ、効果的な管理が可能となります。
- FMアングル 標準M5タップ
EIAピッチがM5タップで刻まれる放送システム業界ではメジャーなマウントフレームです。
VTRやWF等放送機器全般はこの仕様で取り付けが可能です。本フレームは取付ネジとナットを緩めると前後にスライド移動が出来ます。パッチケーブル搭載やLAN配線搭載時に、奥に押し込みラック外形に飛び出さないシステム構築も標準で可能です。
- ケージマウントアングル
EIAピッチが9.8mm□の角穴で構成され、ケージナットというナットを取り付けEIAパネルマウントを実施します。
IT機器にはこの形状でないと標準実装が不可能な機器があります。特にサーバーの搭載(IBMやDELL、日立、富士通等々)や各ITメーカーのラックマウント機器(UPSやKVM)の搭載が該当します。
本フレームは前後にスライド可能でパッチケーブル搭載やLAN配線搭載時に奥に押し込みラック外形に飛び出さないシステム構築も標準で可能です。
ユニークで他社にはないオプションの充実
NEOシリーズはNICCABI製品の中核をなす製品の為、長年お客様よりリクエストしていただいた高性能でユニークなオプションが充実しております。
すべて標準オプションですので、NEO採用時にはすべてのオプションが取り付け可能です。
- スライドベースユニット(SBU)【製品ページ】
アンカー施工を施しながらも、メンテ時には手前に引きだしてリアにメンテスペースを確保することが可能です。
専用のチャンネルベースを用いれば床下配線にも対応が可能です。
- 奥行拡張モジュール(RM)【製品ページ】
<ラックの前後両面に対応可能でラックの奥行きを設置後に変更可能です。
ラックとまったく同じユニット構成の為に、NEOシリーズのオプションにも標準で対応が可能です。
- 観音ドアー EWD【製品ページ】
機能性・デザイン性を損なわない高品位な観音式ドアー。狭小スペースにセキュリティ上、ドアー設定が必要なラックに最適です。
- 排熱ダクトドアー【製品ページ】
近年IT化の激しい放送機器の膨大な廃熱に対応した廃熱ダクト型リアドアー。
隣接したラックのドアー開閉を阻害せず、廃熱をラック上部に方向転換し、マシンルームの空調機と連携し、空調効率化が可能です。(特許第6589104号)
廃熱対策やワイヤーマネジメントにも有効なオプションもございます。
各オプションはそれぞれ併用が可能な構造となっており同時に装備、運用を行う事も可能です。
勿論ラック単体での装備と運用も有効です。
- ActiveAir
気圧センサーでラック内部の気圧を感知し、最適な風量をリアルタイムに調整しながら排熱する事が出来るインテリジェント排熱システムです。
- モジュール式空調アシストシステム【製品ページ】
ラック実装された機材の排熱による熱暴走を防ぐために高温の排熱エリアと低温の吸気エリアに分割する事が可能です。
既設ラックに増設も可能で、施工規模の大小にかかわらず御客様のニーズに合った規模で施工可能です。
吸気エリアの設置のみではなく必要に応じて排熱エリアへの設置も行える柔軟な設計です。
- 巾着ボトムプレート
ケーブル入線範囲が巾着袋になっており、床下空調の冷気、ラック内の暖気の混流を防ぎます。排熱効率を高め通線が可能です。
分割されたパーツになっており、ケーブル通線後の取付が可能です。大容量のケーブルにも対応できます。
- オープンダクト【製品ページ】
ラックの天井にケーブルラダーを設置することが可能です。
ダクトは樹脂製でファイバーケーブルの収納に最適です。ダクトの種類も豊富で小規模から大規模のシステム構築可能です。
仕様パッケージ管理
マウントアングル独立構造のNEO シリーズでは、各システムをご担当する各SI様と合同で打ち合わせを実施し、SI様の施工上必要なオプション構成を弊社で把握し、パッケージ化する事により各手配先のSI様仕様のパッケージを弊社にて管理が可能です。セッティングが異なってもNEOのフレームワークで統一することにより連結やチャンネルベース(架台)の仕様を統一することが可能となり、貴社の迅速で正確な設備管理に貢献いたします。
耐震試験動画
- ブロードキャストラック NOW・NEOシリーズ 耐震試験(300kg東北)
- ブロードキャストラック NOW・NEOシリーズ 耐震試験(300kg神戸)
- スタンダードカラー
- ホワイトアイボリー(2.5Y8/0.5)
- ブラックレザートン(N2)
- フレームカラー
- ステンカラーアルマイト(標準)
- 標準外観図
- 部品構成
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符号 名称 個数 材質 色/処理 1 ベースフレーム 1 鋼板 t2.3 N3半ツヤ塗装 2 トップフレーム 1 鋼板 t2.0 3 メインフレーム 前 各1 A6063S-T5 アルマイトクリアー 4 メインフレーム 後 各1 5 サブフレーム 2 6 ヨコハリ 4・6 7 レシーブサッシ 0・2 8 上部化粧サッシ 各2 9 下部化粧サッシ 各2 10 FMアングル 2 11 トッププレート 1 エリオ鋼板 t1.2 ホワイトアイボリー 12 化粧ボルト 4 C3604 Ni 13 サイドプレート 2・4 エリオ鋼板 t1.2 スタンダードカラー 14 リアプレート 1・2 15 ルーバーパネル 1 A6063S-T5 アルマイトクリアー 16 コネクターパネル 1 17 ワンタッチファスナー 2・4 PC-PET 他 黒色 18 エンドキャップ 各4 ABS ステン色 19 Mアングル 2 A6063S-T5 アルマイトクリアー 20 ワンタッチファスナー 4・8 POM他 黒色 21 受け金具 4・8 SPCC t1.6 三価クロメート - *アルミ型材のアルマイト色は、符号3、4、5、8、9、10はステン色。符号6、7、15、16はアルミ色。
- *FMアングル、Mアングルはピッチ指定(JIS又はEIA)。
- 機種内容
下記より標準外観図のPDF・DXFデータがダウンロードできます。