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排熱管理システム Active Air 米国GEIST社製 【生産中止】
ラック内部の温度を制御し冷却効率を最大限に高めます。気圧センサーでラック内部の気圧を感知し、最適な風量をリアルタイムに調整しながら排熱する事が出来るインテリジェント排熱システムです。
製品概要
ActiveAirはラック天井部に取り付ける自動制御機能をもったインテリジェントファンユニットです。標準装備の気圧センサーでラック内部と外部の気圧を感知し、ファンの回転速度をリアルタイムで制御します。冷媒を使用しない排気ファンのみの構成のために大規模な導入工事の必要がなく、シンプルな管理が可能です。
導入のメリット
- 30KWまでの高負荷サーバーラックに対応
- 1ユニットのActiveAirで30KWまで対応可能です。ActiveAir導入により自然排気の約6倍(当社BMRシリーズ比較)
- ニッキャビ製ラックは勿論、導入済みラックに対しても対応が可能
- 導入済みの他社製ラックへの取付でも、弊社でアダプターの設計や工事など一貫してご提案させて頂きます。勿論弊社のサーバーラックと一括の導入であれば更に高いパフォーマンスでご提供させて頂きます。
- モジュール式ユニット構成の為にトラブルシューティングに強い設計です。
- ファンモジュールとコントローラーモジュールがユニット化され着脱が容易なので、トラブルシューティングに対して非常に強い設計です。 例えばファンモジュールが万が一故障しても、新たなモジュールを交換することにより早急な対応が可能です。 (センドバック方式でご対応させて頂きます)
- 冷媒を用いない排気ファンだから、導入時の工事が非常にシンプルです。
- 従来の増設クーラー式とは異なり、排気ファンシステムのみの為、冷媒管工事やドレイン処理などの考慮が不要で、導入におけるイニシャル、並びにランニングコストが抑えられます。 特に水冷の場合の給水管工事などサーバールームに好ましくない工事を避けることが可能です。
- リアルタイムにファンの駆動を制御し、変動する負荷に対していつでも追従します。
- 気圧センサーを標準装備。サーバーなどの実装機器の排気圧を計測し、ActiveAirのファンモジュールの回転数をリアルタイムに制御する為、実装機器の負荷状況にあわせ、いつでも最適な排気風量を維持します。 これにより実装機器の変更や各機器がリアルタイムに負荷状況を変更しても安心です。
- 30KWの高負荷対応だから、数台のラックを1ユニットのActiveAirで制御可能です。
- 30KWの高負荷対応設計だから、隣接する数台のラックをまとめて管理することも可能です。 例えば10KWの負荷を持つサーバーラックが3台の場合ActiveAir1ユニットで3台同時に管理が可能です。 ニッキャビ株式会社の持つ【リア拡張モジュール】【モジュール式空調アシストシステム】と併用すれば更に合理的で簡単に負荷管理することも可能です。
ActiveAir ソリューション
気圧センサー
センサーは内部および外部キャビネットの圧力を測定し、このデータをリアルタイムでインテリジェントコントローラに伝達します。インテリジェントコントローラがファンの速度を制御する事で均衡が保たれ、キャビネット内圧力を維持するようプログラムされております。キャビネット内圧力と外圧力の均衡を保つ事で排気熱をラック内に停滞させ値いようにし、温度を厳密に調整します。温度の調整に圧力を使用する点が他社冷却ソリューションとの大きな違いです。
インテリジェント
コントローラ
ActiveAirの頭脳であるインテリジェントコントローラは、ファンユニットの速度を自動調節し、キャビネットから適切な量の空気を排出する事で望ましい温度を保ちます。また温度データとパフォーマンスデータの記録も行う事が可能です。
ファンユニット
ActiveAirファンカートリッジは、暖気をを排出してキャビネット内の温度を一定に保ちます。各ファンユニットは最高級のコンポーネントを使用して製造されており、他に類を見ない程の長寿命と効率性を実現しています。
リア拡張モジュール
RMシリーズをActiveAirに最適化した専用モジュールにする事により新設・既存問わずにActiveAirの取り付けや運用に最高の環境を提供します。
増減調整可能な
モジュール構成
ActiveAirは機能的なモジュール構成になっている為、サーバーラック内の負荷が変動しても、機器的に増設・交換が可能で状況に応じた対応が可能です。
自動制御
システム式位置違反を電子メール、またはSNTPで自動通知する事が可能です。またEnviromentソフトウェアと連動しデータセンター内のすべての気流負荷を集計し、要件の定義プロセスを自動化する事でデータセンター全体の供給空気量を調節します。